「ミス・きもの美女」「ミスター・きもの美男」ファイナリストの着付け
第3回JFCAフォーマルウェアコンテスト
2020年11月19日アニヴェルセル表参道で第2回ベストフォーマルウェアアワード&第3回JFCAフォーマルウェアコンテストが開催されました。
一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会が主催する本大会は、タキシードや着物などのフォーマルウェア文化の産業活性化を目的に開催されています。今年度も300名を超えるのエントリーから、1次選考、2次選考を勝ち抜いた「ミス・きもの美女」「ミスター・きもの美男」「ミス・イブニングドレス」「ミスター・タキシード」のファイナリスト20名(各部門5名)が最終選考会に挑みました。毎年認知度が上がり、有名プロダクションに所属するタレントや俳優、宝ジェンヌがエントリーするハイレベルのコンテストとなっています。
和装着付けはおもてなし
4人の着付師と共に今年も男女ファイナリスト達の和装着付けを担当致しました。昨年に続き、今回の着付師もそれぞれが着付け分野で幅広く活躍するこの道のスペシャリスト。全日本きものコンサルタントやフランスで日本舞踊等の文化を披露した経験も持つ日本舞踊家、パラリンピックでも話題の車椅子着付師など。晴れやかな舞台の着付けに相応しいメンバーを取り揃えました。
舞台での着付け
男性は黒紋付羽織袴。凛々しい白衿の出具合、絶妙な袴の長さ、体の中心で目をひく十字の袴紐。舞台の上で審査員や来場者の注目集める装いは、長時間着崩れない美しさと、パフォーマンスやウォーキングのし易さが求められます。女性は艶やかな色とりどりの振袖。それぞれの雰囲気に合わせて帯結びは一つとして同じものがないように、個性的に仕上げます。舞台上でポージングする出場者達は、正面から見て美しいのは勿論ですが、横から見ても後ろ姿も、うっとりするほどの仕上がりにする。そう、「どこから見ても美しい…。」そんな着付けを目指して細心の注意を払っています。
来年はどんな夢大き素晴らしい若者達が集うのか、今から楽しみです。素晴らしい装いになるよう精進致します。
株式会社おもてなし