第2回「和の料理教室を開催いたしました」

味わい深く基本の出汁教室
「女性が日本の伝統を学び、もっと着物で外出する機会が増えるような環境をご提供したい。」そんな思いから企画した「和の料理教室」。ユネスコ世界遺産に認定された日本人の伝統的な食文化。5年連続ミシュランで星を獲得している「銀座いしづか」板長の石塚規(いしづか ただし)先生から直接和食の調理方法を学び、食するという贅沢な企画を実施しております。第2回の料理教室は、和食の基本「出汁教室」。
男性を含め9名のみなさまにご参加頂きました。
今回の料理教室では「基本のお出しの作り方」
- ①かつお出汁
- ②めじ節出汁
- ③野菜出汁
- ④混合出汁
- ⑤昆布出汁
目と鼻と舌で確かめ、まるで日本酒の飲み比べのように数種類の出汁を味比べ。色も香りも風味もこんなに違うのですね!しっかりと丁寧にとった出汁には余計な調味料は必要ないというこを実感しました。奥深い出汁を使ったふわトロ出汁巻卵は、いくらでも食べられてしまうほどの美味しさ。皆様にも是非味わって頂きたい一品です。秋の味覚「秋刀魚」は網で獲ると互いの鱗を飲んでしまうため肝は使いにくいと言われますが、今回は一本釣りの新鮮な秋刀魚ならではの調理法に。「肝」をたたいて秋刀魚を漬け込みコクと旨味をひきだした贅沢な「秋刀魚ごはん」。特製の土鍋を使って炊き上げた絶品ごはんは、「おかわり!」の声が飛び交い、あっという間に土鍋が空になりました。
おもてなし料理教室のために、揚げ出し豆腐とカマスのフライに「特製野菜出汁」を使った豆乳ソース添えや、焼き昆布煎餅などの嬉しい一品もご提供いただきました。
石塚規(いしづか ただし)板長が、修行を重ね料理人20年目に開店した「銀座いしづか」。今年で5周年という節目をむかえられました。料理教室では、幾度も少しずつレシピを変えて作り続け、やっと辿り着いたプロの絶品レシピを惜しげもなく提供してくださいます。留まる事を知らない探究心で毎回新鮮な驚きを与えてくれます。次々に手際よく調理される数々の料理は、まるでアトラクション。参加するたびにワクワクしますね。今後の料理教室も楽しみです。