1. HOME
  2. お知らせ
  3. BUCK-TICK 35th アニバーサリーファイナルツアー お魚さんの出張着付け

BUCK-TICK 35th アニバーサリーファイナルツアー お魚さんの出張着付け

BUCK-TICK TOUR THE BEST 35th ANNIV.

結成35周年を迎えるBUCK-TICKツアーの最終LIVE

2022年12月29日。この日、日本武道館では結成35周年を迎えるBUCK-TICKさんがツアーの最終LIVE開催を控えており、多くのファンがLIVEの開始を今か今かと待ち望んでいました。武道館の収容人数は14,471名。この日もチケットがSOLDOUTになる中、ファンの中にひときわ目をひく「お魚さん」(BUCK-TICKさんのファンをこう呼ぶ)Mさんの姿が。艶やかな赤い振袖には、「Go-Go B-T TRAIN」の歌詞に登場するチューリップが描かれ、頭のてっぺんから爪先まで全身でBUCK-TICKさんを応援したい!というMさんの想いが溢れていました。

全国各地をツアーで回るBUCK-TICKさん

そんな中でMさんの周りには、たくさんのお魚さんが吸い寄せられていきます。何故なら、Mさんの装いには、櫻井さんの顔が大きくプリントされた売り切れ御免のクッションカバーがまるで帯のように取り付けられていたり、メンバーそれぞれの缶バッジが立ち位置通りに配置され、帯の模様と化していたり…。

Mさんの過去のBUCK-TICKのツアーでの装い

売切れ御免のクッションカバー

兵児帯とのクッションカバーで銀座結びに

着物の胸元からは黒猫やウサギに扮したメンバープロデュースのレアなマスコットがのぞいていたりと、BUCK-TICK愛が溢れんばかりの着物姿だからです。周囲のお魚さんは皆、気分が高揚し、嬉しくなってしまうのです。それに加えて、たくさんの紙袋や荷物の中には、Mさんから他のお魚さん達に宛てたツアーのお土産や愛のこもったメッセージカードが一人一人に向けて丁寧にラッピングされて詰まっていました。そんなファン同士の中に芽生えた交流が、LIVEをより一層楽しくするspiceになっているように感じました。

この日のMさんの装い

ヘア

ヘア、櫻井さんデザインのコサージュを付けたアップスタイル

櫻井さんデザインのコサージュを付けたアップスタイル

着物

着物、歌詞に登場するチューリップが大きく描かれた振袖

歌詞に登場するチューリップが大きく描かれた振袖

衿元

35thを祝う喜びが重なる赤と黒の重ね衿(伊達衿)

35thを祝う喜びが重なる赤と黒の重ね衿(伊達衿)

衣紋

前の衿合わせは清楚にしっかり合わせて、後ろの抜きはセクシーにたっぷり目にぬいて。

前の衿合わせは清楚にしっかり合わせて、後ろの抜きはセクシーにたっぷり目にぬいて。

上前

裏地を折り返し、鮮やかな朱色をチラリと見せてセクシーに

裏地を折り返し、鮮やかな朱色をチラリと見せてセクシーに

裾の長さ

思い切り飛んだり跳ねたりが可能な様に少し短めに

思い切り飛んだり跳ねたりが可能な様に少し短めに

帯

打掛に使用する純白の丸帯を装着。LIVE当日に購入した「添い寝シーツ」を直ぐさま取り付け、櫻井さんの顔をメインに出した舞妓のだらり帯風に。帯飾りはメンバー全員の缶バッジを散りばめて。

しごき

オハショリを作らず黒の兵児帯を腰に巻き、セクシーな腰回りに

一年の締めくくりのLIVEであり、ツアー最終日のこの日は弊社が承った着付けの他、メイク、カメラマンもプロの援護射撃で、Mさんの装いもいつにも増して更に気合いの入った華やかなものでした。

日本の伝統文化である着物

時代の流れと共に進化を続け、よりファッショナブルに輝き続けています。ボーカルの櫻井さんも時折ステージで着物をまるでガウンやバスローブのように羽織って唄う姿を目にしますね。外国人が日本の着物の美しさに憧れ、それを取り入れるように、日本の若者ももっと自由にもっと楽しく着物を身につけて欲しい。これからもそんなお手伝いができたら幸せだと、心からそう思った1日でした。

実は私もずっとファン

20歳の頃出会って何枚もアルバムを聴き青春時代を過ごした私ですが、30年以上経ってまたBUCK-TICKさんがご縁で着付けを通じて心から嬉しいと想える仕事ができることに不思議な力を感じる今日この頃です。これからもお魚さんを魅了的にして大好きなBUCK-TICKさんを盛り立てていきたいです!

ありがとう BUCK-TICKさん
ありがとう お魚さん

株式会社好循環
着物・イベント事業部
沼澤三永子

BUCK-TICK TOUR THE BEST 35th anniv. FINALO in Budokan

過去のMさんの着付け事例

お知らせ

お知らせ一覧