不要になった正絹の帯をお送りください

命を活かし続ける

正絹の着物や帯は蚕の繭玉から生糸をとり織られます。皆様は一反の着物にどれほどの繭玉が必要かご存知でしょうか。

平均的には約2800匹分の繭玉が必要だといわれています。
原種に近い「小石丸」や「松岡姫」「又昔」という品種ですと3000匹以上になります。

私達が身につける着物はたくさんの命からできているのです。

「あなたの命を頂戴して大切に織らせていただきます・・・」職人さん達はそんな思いで織るのだそうです。

黄色い糸を吐くお蚕さんの繭

黄色い糸を吐くお蚕さんの繭

リメイクをして生まれ変わる

おもてなし ではたくさんの尊い命から織られた大切な着物や帯を、古くなったから…飽きたから…という理由で処分してしまうのではなく、活かし続けたいと考えております。着物は経済的にまだ余裕のない学生達が和装を学ぶ機会を増やす為に使用したり、外国人留学生が来日して日本語を学ぶだけでなく、日本の文化をもっと学ぶ為に、提供したりしています。帯は学生に提供するだけでなく、帯として使用することがむず痒くなった古いものはバッグとして蘇らせて再び多くの方々にご提供していおります。

命で紡いだ正絹は着物や帯としての役目は終えても、新しく生まれ変わり、皆様の側で再び生き続けるのです。

不要になった正絹の帯をお送りください

汚れてしまった帯、着なくなった着物を捨てる前にどうぞ おもてなし にお譲りください。

送付先

〒175-0094
東京都 板橋区成増3-12-15F 株式会社ナミキ 内
株式会社おもてなし

お願い

送料はご負担ください
誠に恐れ入ります

※正絹のみとさせていただきます。(化学繊維は回収の対象外とさせていただきます)