2026年9月28日
車椅子でも、旧東海道を晴れ着で。|しながわ宿場まつり2026 交通安全パレード
2026年9月27日、旧東海道の北品川から青物横丁まで。しながわ宿場まつりの交通安全パレードに、好循環きものの会も晴れ着で加わりました。車椅子に乗る方も、車椅子を押す方も。江戸の宿場町のおもかげが残る通りを、着物で歩いた一日のことを、今日はお伝えします。
交通安全パレードに、今年も参加しました
第33回しながわ宿場まつりは、2026年9月26日と27日の二日間。旧東海道の北品川から青物横丁まで、およそ2キロにわたって開かれる、品川宿の秋の恒例行事です。27日の交通安全パレードでは、江戸扮装の行列が東海道を進みます。
今年、好循環きものの会は、車椅子6台に和装を着付けて、この道を歩を進めました。

車椅子でも、晴れ着で街へ
色打掛と紋服をお召しになったのは、ご結婚されたばかりの新婚のお二人。
車椅子で振袖をまとったお嬢さんは、ダンスで足を痛めてしまった、現役の高校一年生です。晴れの日をあきらめない。その姿が、沿道の目をひときわ引いていました。
車椅子での晴れの日については、こちらの記事でも綴っています。
背中に咲く、手製の花結び
横断幕を持って行列を先導してくれたのは、振袖姿の女性3名。袋帯で百合、桜、菊を結び、背中に花を咲かせました。花芯は、モールなどを使った手製です。
2列目で花を添えてくれたのは、伝統文化親子きもの教室に参加した小学生たち。文化庁が後援するこの教室で、夏休みから浴衣の着付けを学び、発表会を終えたばかりの子どもたちです。地域の皆さまへ、晴れ姿をご披露しました。沿道からのご声援、ありがとうございました。
発表会の様子は、こちらの記事でも。
子どもたちによる、浴衣の自装。|伝統文化親子きもの教室 発表会
和装の可能性を、広げていく
好循環きものの会は、日本の伝統文化である着物の着付けを、子どもたちへ継承する取り組みを続けています。
そしてもうひとつ。年を重ねても、体が不自由になっても、着物を生涯あきらめずに楽しんでいただけるように。そんな願いから生まれたのが、認証福祉車椅子着付け師養成講座です。座ったままでも、寝たままでも着物を整える技術を学んだ着付け師が、全国で育っています。
技術の高い認定着付け師たちは、出張着付けのキツケデリで、車椅子着付け、ファッションショー、舞台、阿波踊り、婚礼、七五三、卒業式など、さまざまな着付けを承っています。

さいごに
和装の可能性を広げ、日本全国のすべての方が、いつでも着物を楽しんでいただけるように。これからも、歩みを進めてまいります。またお会いできるのを、楽しみにしています。