今日は、阿波踊りの着付けでした。

2026年7月12日

今日は、阿波踊りの着付けでした。

#出張着付け#キツケデリ#阿波踊り#イベント#撮影

今日は、阿波踊りの着付けに呼んで頂きました。いつもご縁をいただいている連の、舞台の裏で。番組の撮影も入る、大切な一日でした。

まずは、お声がけくださった連の皆さんの着付けを。衿元をきちんと合わせ、帯を結び、おひとりずつ、踊りやすく、そして美しく仕上げていきます。

着付けを終えた、阿波踊りの衿元と帯締め

予定より早く無事に着付けを終えて、ほっとひと息ついたときでした。

近くでは2つの連がいてそれぞれ異なる衣装の着付けをしています。そちらにはプロの着付け師がいなかったようで。踊り手さんたちが、慣れない手つきで、お互いに着付け合っている。けれど、どうにも着姿が乱れてしまって。困り果てた踊り手の方が、私に近づいてきて「助けてください」と。

近くで見ると、正直、どこから直せばよいか——というほどの状態でした。一から着付け直した方が早い。移動までの時間は残り30分。まだ間に合う。

先ずは肌着までをとにかく脱がせて、同じ衣装の方の仕上がりをチェック。浴衣の裾の仕上げ方や衣紋のぬき具合。半衿の出し具合を同じ仕上がりにしていきます。

こちらの連の着付けは、最も難しい仕上がりにあたる、「片側だけ肩を出す仕上がり」です。肌着の胸元や衿元をしっかり整えてから、襦袢を美しく重ね、裾除けを装着。いよいよ浴衣。片側の半衿や襦袢の衿を美しく出してから片袖を抜きます。胸紐を固定して、抜いた片方の袖が巻き込まれないように仮留めしてから裾を燕尾服の様に仕上げます。紐や伊達締めをうまく使って余った浴衣を腰回りにピタッとおさめて、黒朱子帯へ。手結びで可愛らしく仕上げる。仮留めしていた片方の袖を帯の後ろに飾る。

帯締めは藤結びに。仕上がってから、如何ですか?と尋ねると「ぜんぜん違います!さすがプロですね!ありがとうございました」と満面の笑顔。良かったです♪

その後、踊り手達はステージへ移動して撮影スタッフから段取りや流れの説明をうけ、リハーサルへ。その合間に、自装された他の出演者の中で帯板が見えてしまっている方、帯揚げがシワシワの方、帯枕のガーゼや紐が見えてしまっている方を素早く修正して差し上げました。

もちろん、ご依頼いただいた3名の方は本番まで着崩れがないか、美しく踊れているかをしっかりチェック。本番の撮影ギリギリまで、しっかり見守らせて頂きました。

阿波踊りの着付けは、普段の着付けとは、少し勝手が違います。激しく動いても着崩れしにくいように、けれど苦しくないように。動きの美しさが、いっそう映えるように。その塩梅は、経験がものを言います。

阿波踊りを着付けられる着付け師は、そう多くありません。まして、たくさんの踊り手を、きれいに、着崩れないように仕上げられる着付け師は、さらに限られます。

だからこそ、大事な舞台の着付けは、豊富な経験のある着付け師に。当日になって慌てることのないよう、早めにご相談いただけたらと思います。

阿波踊り・イベント・撮影の出張着付けは、キツケデリで承っています。人数や時間に合わせて、着付け師を手配致します。

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