JFCA主催「第7回ベストフォーマルウェアコンテスト」がホテル雅叙園東京で華やかに開催!
一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会(JFCA)が主催する「ベストフォーマルウェアコンテスト最終選考会」が、今年もホテル雅叙園東京にて開催されました。本大会は、フォーマルウェアの普及を通じて日本の伝統文化や伝統産業を支えることを目的としており、第1回から大きな反響を呼んでいます。
『好循環きものの会』が今年もファイナリストの着付けを担当
『好循環きものの会』は、第1回からきもの美男・きもの美女部門のファイナリストたちの着付けを担当させていただいておりますが、今年も光栄にも依頼をいただき、最終選考会での着付けを担当しました。特技披露のステージでは、出場者が歌や英語スピーチ、楽器の演奏など多彩な才能を披露し、審査員の方々も選考に大変悩まれた様子でした。
市木さくらさんの「Air書道」パフォーマンスを引き立てる浴衣の着付け
特に印象的だったのは、浴衣姿で「Air書道」を披露された市木さくらさんです。彼女は清楚な白地に紺の浴衣に、黒と赤のリバーシブル帯を合わせ、華やかな薔薇結びでの仕上がりをご希望されました。パフォーマンスに際しては、360度どこから見られても美しく見えるよう、後ろ姿にも細心の注意を払い、丁寧に着付けを行いました。
日本文化の所作を学び、演技を美しく引き立てる指導
市木さんには、所作の指導も行いました。パフォーマンス中の所作は、浴衣や着物の美しさをさらに引き立てる要素です。例えば、立つときには煙がたちのぼるように、坐るときには水鳥が静かに着水するようにと、伝統的な所作の美しさを意識し、より品格を感じさせる動きとなるようお伝えしました。この指導が功を奏し、彼女は「MISSイブニングドレス」に見事選ばれるという快挙を成し遂げました。彼女の美しい着付けと所作は、会場の注目を集める素晴らしいものだったと感じます。
フォーマルウェア文化普及への貢献と未来への希望
「ベストフォーマルウェアコンテスト」は、フォーマルウェア文化を広めることで日本の伝統文化や産業を支援する重要な機会です。大会に関わる全ての方々が、日本の未来に希望を抱きながら、共に日本文化の普及に尽力している様子はとても感動的です。微力ながらも『好循環きものの会』も和装文化の発展に貢献し、未来に向けた日本文化の普及を目指して活動を続けてまいります。
和装文化の魅力を次世代へ伝える『好循環きものの会』
『好循環きものの会』では、車いす着付けや寝たままの着付けといった多様なニーズにも応えながら、着物の普及活動に努めています。今回のようなフォーマルウェア文化のイベントにも積極的に参加し、日本文化の美しさを多くの方々に知っていただけるよう努力を続けています。